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サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション 2021でダブルゴールドを受賞したグレーンウイスキー「鯨」って何?

5月 21, 2021

2021年のSan Francisco World Spirits Competition(SFWSC)でダブルゴールド(最高金賞)を受賞した日本のウイスキーは、厚岸蒸留所の「SARORUNKAMUY」「寒露」、 松井酒造の「倉吉18年」、三郎丸蒸溜所の「三郎丸0 THE FOOL」だけではありません。

日本ではあまり聞いたことのない名前ですが、他にも「KUJIRA RYUKYU 10 YEAR OLD WHITE OAK VIRGIN CASK WHISKY」と「SHIN RESERVE BLENDED WHISKY」の2銘柄が受賞しています。

KUJIRA RYUKYU 10 YEAR OLD WHITE OAK VIRGIN CASK WHISKY

「KUJIRA RYUKYU 10 YEAR OLD WHITE OAK VIRGIN CASK WHISKY」は、泡盛で有名なまさひろ酒造が作っているようです。最近では沖縄初の国産クラフトジン「まさひろオキナワジン」もよく見かけますね。ただまさひろ酒造のサイトではこのウイスキーに関する情報を見つけることはできませんでした。でも別のところに詳細が載っています。下記の香港に本社を置くShin Groupのサイトです。

Shin Groupは香港に本社を置いていて、日本国内のいくつかの蒸留所と提携して、海外向けに企画・販売をしているようですね。新潟麦酒の忍蒸留所の設立にも関わっていると説明されています。

その一環でまさひろ酒造とも提携して、この「鯨」ができたということでしょうか。上記のサイトにはこのウイスキーが「シングル・グレーン・ウイスキー」と表現されています。原料には「100% premiun indica rice」と記載されています。下記のサイトの情報からすると、やはり泡盛と同じ米を原料としたライスウイスキーということのようですね。

ホワイトオーク樽で熟成させているようですが、ウイスキーらしさがどの程度あるのか興味深くはあります。一般的にイメージするシングル・グレーンではなさそうですね。容量も700mlと750mlの両方記載されていますので、海外向けに国によって容量を変えて販売しているんでしょう。どこかで飲めるのであれば飲んでみたいものです。Shin Groupのサイトにはまさひろ酒造が2022年に沖縄初のシングルモルトウイスキーの蒸留所を稼働すると書かれています。今後どんなウイスキーを作っていくのか楽しみですね。

SHIN RESERVE BLENDED WHISKY

そしてもう一つの「SHIN RESERVE BLENDED WHISKY」は江井ヶ嶋蒸留所のウイスキーのようですが、これも江井ヶ嶋酒造のサイトにはなくてShin Groupのサイトに詳細が載っています。

「信」というブランドでは、忍蒸留所や江井ヶ嶋蒸留所、埼玉の麻原酒造が製造している商品を海外向けに販売しているようです。このボトルは、アメリカンオークのジャパニーズ焼酎カスクでの3年熟成にバーボンとシェリーで後熟したそうです。面白いですね。滅多に飲める機会はなさそうですが、日本のバーでおいているところはあるんでしょうか。