グレンリベット80年!GENERATIONSシリーズの最新作が2021年9月に発売されます。恐るべしGordon & MacPhail。

2021-06-18

https://www.gordonandmacphail.com/generations/

グレンリベット蒸留所の原酒を、1940年2月3日にゴードン&マクファイルの特注カスク(カスク340)に詰めて80年熟成させたシングルモルトウイスキーが、GENERATIONSシリーズの最新作として9月に発売されることになりました。250本限定ということになりそうです。これまで発売された中で最も長熟のウイスキーということになります。

ただの偶然ではなく、もともと80年寝かせることを予定して管理されてきたというのですから、ゴードン&マクファイルの技術と経験と情熱の深さはただものではありません。それゆえ、アルコール度数は44.9%で今も生き生きとした風味が残っていると説明されています。興味深いのは、動画の中に出てくるウイスキーの色ですね。

これ。いろいろと妄想がふくらむ色じゃないでしょうか。1940年代蒸留で4、50年程度の長熟グレンリベットでさえ今ではバーでもあまり見かけなくなりましたが、さすがに80年となるとそれより数段深みのある色のように見えます。その香りや味わいを考えるだけでいいつまみになりそうです。

ゴードン&マクファイルは2011年にもグレンリベット70年を発売しています。これも1940年2月3日蒸留・樽詰めと説明されていますので、同じ日に樽詰めした別カスクということですね。この70年はファーストフィルシェリーバットの45.9%でした。リリース1とリリース2がカスク339からボトリングされました。70年、80年とリリースされるってことは、90年、100年もありそうな気がします。ちょっと期待しちゃいますね。

グレンリベット80年を収めるデカンタとオークケースは建築家でデザイナーのDavid Adjaye氏が担当します。最初の一本は10月初旬にSotheby’sでオークションにかけられ、スコットランドの慈善団体「Trees for Life」に寄付されるそうです。価格は発表されていませんが、70年が220万円くらいだったのでまあ数百万円なんでしょう。とても手が届きませんので、もしどこかのバーで出会えたらボトルを眺めながらスミスのリベットでも飲みつつ香りや味を想像してみたいと思います。